皮膚の歳時記

世田谷区の皮膚形成外科、千歳台きたのクリニックです。季節の変化と皮膚の健康の関係は切っても切り離せません。季節ごとの皮膚のお話をちょっとずつお伝えします。
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大学受験について考える・・・その1
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    受験勉強、あるいは高校の教育課程は特殊な世界である。ほとんどの人にとって、微積分が将来の仕事に役立つことはない。現在、理科・社会は「選択課目」である。必須項目ではないので、日本史を知らないあるいは地学を知らない大学生も当然存在することになる。大学に入ると受験勉強で蓄えた膨大な知識の大半は無用となる。にもかかわらず、一大イベントたる大学受験のための勉強には、毎年膨大なエネルギーが注ぎ込まれる。
     今年は次女の受験だったので、親の私も、多少熱し、受験について久しぶりに考えた。しばらくたてば忘れてしまい、他人事となってしまうだろう。「受験」について考えるのは人生でこれが最後だとと思うので、盛り上がりの気持ちが失せないうちに記録しておこうと、ブログに書くこととした。

     

    子供を持つ・育てるということは、もう一度自分の人生を生きるのと似たようなものである。子供が、かつて自分のたどってきたのと同じなやみ、喜び、苦しみ、課題に立ち向かうとき、自分の経験がどのように役立つのかを試す場ともいえる。私は子育て時代の初めにおいて、自分の悩み解決法が子供にも通用するだろう、自分は子供の導き方に対してちゃんとした「解答」を持っている、と思っていた。しかし、現実はなかなか思い通りにゆかなかった。

    現代の高校で教える内容は私たちの時代とほとんど変わっていない。大学受験に絞っても、近代史や生物の一部を除くと、30年前に私たちがやっていた内容とほぼ同じであり、数十年にもわたって同じような問題プールから選ばれた問題が繰り返し出題されている。とくに、数学や物理は数百年前から繰り返されている問題ばかりである。ということは、「教える」という行為も数十年数百年にわたって同じことを繰り返している。そろそろ「これが決定版!!」というものができあがっていてもよいはずである。にもかかわらず、現実は必ずしもそうなっていないことに最近気づいた。

    | kitanohifukei | 子育て・教育 | 00:28 | - | - | - | -
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