皮膚の歳時記

世田谷区の皮膚形成外科、千歳台きたのクリニックです。季節の変化と皮膚の健康の関係は切っても切り離せません。季節ごとの皮膚のお話をちょっとずつお伝えします。
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少子高齢化と子供の急病
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    今朝のNHKの特集で、「少子高齢化」の原因の一つに「女性の社会進出」が挙げられていました。
    毎度のことながら、ちょっと文脈を変えてくれればいいのに、と思いますワ。

    「少子高齢化を支えるために必要なのが女性の労働力活用」と言う一方で、「女性が社会進出したから少子高齢化になった」という。
    なんのこっちゃ、と思います。

    ところで、子育てしながら仕事をする女性(または男性)ならば、誰しも最も恐れるのが、子供の急な発病。
    働く女性を支援するための保育園は、まだ不十分ながらもなんとかニーズを満たしつつありますが、
    いまだにどうにもこうにもならないのが子供の急病への対応でしょう。

    しかし、これは、子供の急病に駆けつける親の問題というよりは、
    むしろ、
    急病になる(かもしれない)子供を持つ親を抱える職場の姿勢の問題であったり、
    病気になった子供のもとに駆けつけるために中断された妻の(夫の)仕事に対する配偶者の関心の問題であったりします。
    急病になった子供を見る「施設がない」、という問題にしてしまうと、おそらく永遠に解決しないでしょう。
    子供が大変な時にはそばについていてあげたい・・・この自然な気持ちは、「施設」が肩代わりしてくれるものではないような気がします。

    ひとつ、提案を。
    どれだけ事情が緩和されるかどうかわかりませんが、
    職場結婚をどんどん推奨したらよいのではないでしょうか。
    同じ会社で結婚したら、なるべく同じセクションに夫婦を配属する。
    「お子さんが38度です」の知らせを受ける。
    隣どうしで座る夫婦がすぐさま「どっちがいく?」と相談し、行けるほうが行く。
    「あとはお願いね」と、残るほうは片割れの仕事を引き受けて残業する。
    同じ職場に働いていれば、自然、自宅もその職場に最もアクセスが良い場所になるので、
    職住近接という、働きながらの子育てに最強の状況がそろう。
    理想論かなあ・・・

    私の経験でも、同じ病院の同じ科に勤める夫婦が、子供3人を立派に育てながら、
    最もアグレッシブに仕事をしていたのを間近に見ました、
    もちろん自宅は目と鼻の先の職員住宅でした。

    現代の職場は「ムラ」、ムラを構成するのは個々の「イエ」なのですから、村民みんなが個々のイエの事情を理解し、各イエは家族一丸となってムラの繁栄に寄与する、そんな感覚だと、子育てもやりやすそうな気がしますが、いかがでしょうか。

    | kitanohifukei | 仕事について | 22:41 | - | - | - | -
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