皮膚の歳時記

世田谷区の皮膚形成外科、千歳台きたのクリニックです。季節の変化と皮膚の健康の関係は切っても切り離せません。季節ごとの皮膚のお話をちょっとずつお伝えします。
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趣味、ってなんだろ?
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     今朝は部屋の中にいてもピュウピュウ、凍える北風の声が聞こえました。
    萎える気持ちと戦いつつ、枕元に用意しておいた衣類一式(結構たくさんあります)に次々と着替え、スキー用の帽子をかぶって、一歩外へ出ると、なんと気持ちの良い冬晴れの朝でしょう。
    日曜の日課、世田谷公園ランニングに出かけました。
    私のランニングルートはここ数年変化なし。
    蛇崩緑道をとおって世田谷公園へ。絶対3週以上は走らず、徒歩で帰宅。
    たった30分4キロ程度のランニングですが、リフレッシュには欠かせません。
    体が生き返る感じがして、一週間気持ちよく仕事ができます。
    昔は冬空でも半袖で走っていましたが、最近はさすがに健康のことを考えて、2枚3枚と重ね着して走ります。

    ときどき思います。これって、「趣味」って言えるのかなあ。

    私は昔から履歴書などに「趣味」記入欄があると、いつも考え込んでしまいました。
    趣味?・・・私に趣味って言えるものがあるのかなあ。
    好きなこと、ときどき楽しみでやってることならあるけど、これって趣味?

    昔々、私たち夫婦の結婚式の仲人さんとの打ち合わせで、「趣味はなんですか?」と聞かれて、
    好きで時々やってたスキー、スケート、読書、ピアノ、テニス、映画鑑賞など、10ぐらいの項目を上げました。
    すると、なんと披露宴ですべて読み上げられ、「驚くべき多趣味多才な新婦です」と紹介されてしまいました。穴があったら入りたい気持ちです。

    実際は、ピアノのレッスンは中学校の時にやめ、18歳で下宿生活を始めてから実家に帰った時にしか触っていないし、スキーもボーゲンプラスアルファ程度、テニスに至っては大学の時に友達に誘われて触った程度。
    読書も「読書家」か、といわれると、私なんか足もとに及ばないほどの本好きはたくさんいる。私は気の向いたときにしか読まない。
    こういうものは「好き」だけど「趣味」とは言えないんじゃないかなあ・・・

    「趣味」、っていうと、なんかかなりセミプロ級まで昇華された芸事、ずっと付き合って育って愛してきたナニモノか、でないといけないような気がします。
    ちょっとかじっただけ、ときどき楽しむだけのことって、どう表現するのでしょうか・・・

    でも、いざ履歴書に向かい合う時、あるいは、誰かに趣味はなんですか、と聞かれた時、「無趣味です」というと、何となくバランスを欠いた欠陥人間の印象を与えるのではないかとも思ってしまう。
    だからと言ってそういう勝負の場で「ここでは趣味ってどういう定義ですか」なんて質問を返すわけにもいきません。
    だからとりあえず無難な「読書」あたりを四苦八苦してひねり出してきたのが現実です。

    不惑の年をかなり過ぎた今は、開き直って言えます。
    私の人生の中で愛し、継続的に育ててきた営みは「仕事」しかありません。
    途中で「子育て」が挿入されした。これはもう少しで卒業です。
    だからと言って「趣味は仕事」と言ってしまうと、その言葉が醸し出す「仕事人間」のイメージは私の姿とは違うような気がします。

    ま、とにかく、も一つ私がずっと続けてきたランニングは趣味かというと、趣味じゃありません。
    何かの大会に出ようという目標もないし、大きな喜びがあるわけでもありません。
    たとえば、「ランニングがご趣味ですか、さぞかし楽しいでしょうね」と言われたとしても、べつにすごく楽しいわけではありません。
    週に4キロ以上走ろうという欲?もありません。
    絶対走ろうと決めているわけでもありません。
    でも、走らないときまりがつかない、体がすっきりしない。
    むしろ「習慣」ですね、これは。
    この習慣の起源は・・・長くなったので次回に。
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