皮膚の歳時記

世田谷区の皮膚形成外科、千歳台きたのクリニックです。季節の変化と皮膚の健康の関係は切っても切り離せません。季節ごとの皮膚のお話をちょっとずつお伝えします。
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コザクラインコの自我の芽生え
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     以前オカメインコのマイちゃんのことをこのブログに書きました。
    マイちゃんは、ある日、家を出て行ってしまいました。
    その日のことは思い出すごとに悲しく、とてもブログには書けないので、デスクトップの「マイちゃんの思い出」にひそかに書きとめるにとどめました。

    さて、今我が家には、コザクラインコのなっちゃんと、ボタンインコのはるちゃんがいます。
    (何とイージーな名前の付け方でしょう。)
    なっちゃんは、去年の10月に、一人さびしく留守番をしているマイちゃんがかわいそう、と家族みんなの意見が一致して、マイちゃんのお友達として家に迎え入れられました。

    どこのペットショップへ行っても、「オカメと一緒に飼うのですか。他の種類の鳥だと、オカメがおびえてしまいますよ」と言われたのですが、ある店のお姉さんから「相性次第です」と言われて、買ってしまいました。

    どうも、「買おう」「買わねばならぬ」が前提にあると、真実を見つめる視点がなくなり、自分の見たいようにしか物事を見なくなるようです。あとから調べると、オカメが臆病なのは有名な話で、「相性次第」なんてアドバイスはプロにあるまじきいい加減な発言だということがわかったのでした。
    (というか、そっちを信じた私たちがバカでした。)

    マイちゃんは、まだ雛の小さいなっちゃんをとても怖がり、興味を持つどころか近寄ろうともしません。なっちゃんは、これがまた気が強く、マイちゃんが弱虫と見るや、威嚇攻撃して、マイちゃんをやっつけようとします。
    なっちゃんは(コザクラの習性のようですが、)人間にべたべたと貼りつきたがります。そして、私からマイちゃんを遠ざけようと、攻撃しまくるのです。なっちゃんが私にしがみついているとき、マイちゃんが近寄ろうとすると、「シャー」と口を大きく開けて威嚇し、マイちゃんを近寄らせません。
    マイちゃんが先に私の肩に乗っているのを見るや、上から舞い降りてきてキックします。自分より10倍大きいマイちゃんですが、なっちゃんには「弱い」ことが良くわかっていました。小さい体を大きく大きく見せるように、羽を大きく広げてマイちゃんを襲います。
    マイちゃんは仕方なく床で一人遊び。
    なっちゃんが私のカーディガンの下で眠っているときだけ、恐る恐る肩に乗り、落ち着いた表情を見せるのでした。
    マイちゃんは、お友達を得るどころか、人間に近寄ることも許されなくなり、かえってかわいそうなことをしました。
    それゆえ、マイちゃんはさらに人間から「かわいそうに」とかわいがられ、なっちゃんは「なんやおまえ」と、味噌っかす扱い。

    マイちゃんのお友達として迎え入れられたにもかかわらず、お友達になるどころか、人間の愛を独占しようとして威嚇ばかりしているなっちゃん。しかも、人間に貼り付くだけで芸がない。わが家ではいつしか、「この鳥は失敗したね」なんて悪口がささやかれるようになりました。(ひどい言い方ですね。)

    こんななっちゃんですが、覚えた言葉は「まーいちゃん」。マイちゃんから教えてもらいました。
    マイちゃんがいなくなった今でも、毎朝「まーいちゃん」と囀っています。
    さて、この「失敗鳥」が、しばらくこのブログの主役です。
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