皮膚の歳時記

世田谷区の皮膚形成外科、千歳台きたのクリニックです。季節の変化と皮膚の健康の関係は切っても切り離せません。季節ごとの皮膚のお話をちょっとずつお伝えします。
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超音波診断装置が入りました
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     先週金曜日より、当院に超音波診断装置が入りました。
    これは、小児外科の専門領域である「小児外科」にはなくてはならないもの。
    超音波診断装置は、聴診器と同じぐらい、現代に医療には必要不可欠なものだということです。

    皮膚ばかり診ている私にとって、超音波診断装置は盲点でした。
    実は、皮膚を診る医師の間の一部では超音波診断の重要性が昔から言われていました。

    とくに、皮膚腫瘍の診断。
    現在、皮膚腫瘍の診断は、肉眼で診断する「視診」とダーモスコープでの診断を中心に行われていますが、超音波診断も20年ぐらい前から一部の医療機関では活躍していました。
    特に深さが分かりづらい皮膚腫瘍や、皮膚の下にある腫瘍、筋肉の中にあるのか外にあるのか分かりづらい腫瘍の診断などでは力を発揮します。
    従来は「触診」つまり、触ったりつまんだりして深さや位置を推定する方法が主流でした。
    触診でもだいたい診断が外れることはありませんでしたが、一部の腫瘍では触診だけでは限界がありました。
    そのような場合は、大きな病院でCTやMRIを撮っていただくしかありませんでした。
    しかし、わざわざ遠くに行っていただくため、多大な時間と費用がかかります。
    院内で超音波診断が出来るようになったおかげで、この問題が解決し、深さと位置の診断が気軽に行えるようになりました。

    いままで当院での腫瘍の診断は
    「視診」と「ダーモスコープ」・・・表面の大きさと形の診断
    「触診」・・・・・・・・・・・・・・・・・だいたいの大きさと深さ・位置の診断
    でしたが、今後これに加えて、
    「超音波」……………正確な大きさと深さ(ミリ単位で数値化できる)、周りの臓器との関係、

    がわかるようになります。
    これらは手術をするかどうかの判断、および、手術に何が必要かをあらかじめ決めるために非常に重要な情報です。
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