皮膚の歳時記

世田谷区の皮膚形成外科、千歳台きたのクリニックです。季節の変化と皮膚の健康の関係は切っても切り離せません。季節ごとの皮膚のお話をちょっとずつお伝えします。
<< 夫婦一緒に働き始めて | main | 超音波診断装置が入りました >>
あれこれ(題名なし)
0
    人間が「叡智」を集めて創造した巨大かつ複雑なシステムが、巨大かつ複雑なゆえにカタストロフに陥るするストーリーは、バベルの塔をはじめ、枚挙にいとまがない。
    特にこの100年ほど、「科学技術」が導いてきた夢の未来都市構想が我々をどこに導いてゆくのか。載ってゆかなければ置いてゆかれるという不安と、こんなに人工的な生活をして大丈夫なのかという不安。「技術」に頼れば頼るほど、期待の裏側にある不安をちらと感じてきたような気がする。

    高度先進医療によって恩恵を受ける患者さんは非常に多い。
    4重5重に張り巡らされた安全装置によって生命を維持していらっしゃる方にとって、原発が「4重5重の安全装置によって守られていたはずなのに」一瞬にして丸裸にされたことは、大きなショックだったと思う。
    複雑な人的・機械的システムによってしか維持されない安全さとは、基本的に綱渡り、はかないものである。
    そのシステムを維持するのは、機械や建物という「モノ」であると同時に、そこで働く人間である。
    今話題になっていることの中心は、「モノ」のほうの安全基準がどうであったかということだが、同時に、いやそれよりも、そこにかかわる人の心と体の健康、もののみかたの健全さがどうであったかということが問われなければいけない。
    職員に心の病気を多発させる職場や、反対意見に対して封じ込めという手段でしか対応しない職場がこの世の中にはあるようだ。崩れるのは建物だけではない。
    | kitanohifukei | あれこれ | 10:22 | - | - | - | -
      12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
    << October 2019 >>

    このページの先頭へ