皮膚の歳時記

世田谷区の皮膚形成外科、千歳台きたのクリニックです。季節の変化と皮膚の健康の関係は切っても切り離せません。季節ごとの皮膚のお話をちょっとずつお伝えします。
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水の汲み置き
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     昨日は「首都圏の水に放射性ヨウ素基準値超え」の激震が走りました。
    福岡原発事故が、いよいよ身近な問題になってきたようです。

    ペットボトル水の買占めや配布の画像をぼんやり見ながら思ったことは、「首都圏の人口がペットボトル飲料に頼る状況が、いつまでもつのだろうか。」
    当然ながら、ペットボトルも石油製品です。石油の備蓄を切り崩しながら被災地救援に対応している現状において、どれだけの生産余力があるのだろうか。しかも、首都圏でのペットボトル水需要の影響で被災地へ水が回らなくなっているという。

    乳幼児には、当然、優先してペットボトル水が供給されるべきだろう。
    しかし、それ以外の年齢層には、別の対応があるのでは?「飲んでも安全」と言われる報道を信じるだけでは何となくしっくり行かない。たぶん、乳幼児に関係のない家庭でも、原発の今後が見えない現在、不安を感じてペットボトル水を一応買っておこう、という心理になっているのではないだろうか。

    放射性物質濃度はピークで、今後下がってゆくのか?それともこれは序の口であり、今後さらに悪化してゆくのか?どちらであるかによって、とるべき行動が少し違う。
    一応、後者だったら、と考えてみた。この場合、数に限りのあるペットボトル水を買い込むことはほとんど意味がない。

    放射性ヨウ素の半減期は8日ということである。
    とすると、今200ベクレル/kgの水を水道水から汲んで、1週間ほど置いておけば、基準値の100ベクレル/kg程度になるということ。問題は、1週間の間どうやって水を腐らせずに置いておくことが出来るか?
    私はいつも「煮出しタイプ麦茶」をヤカンいっぱいに作って、冷蔵庫に保存しておく。夏場は1日でなくなるけれども、冬場はあまり飲まないので、1週間ぐらいそのままにしてしまう。一週間もたつと若干浮遊物が漂っているのだけれども、おなかをこわすこともない。この方法が使えそう。容器も熱湯消毒すればさらに良い
    とりあえず、ヤカンいっぱいの水を沸騰させ、冷水筒や空きペットボトルに入れて冷蔵庫保存した。

    今日は200ベクレルなので、100ベクレル以下になるまでは8日。
    では、明日の濃度が300ベクレル/kgだったら、100ベクレル/kgになるまで何日待たなければいけないか?
    半減期が8日、ということは、1日に約9%放射能が減ることを意味する。
    0.91をひたすら掛け算してゆくと、答えが出る。
    約12日で3分の1、約15日で4分の1になる。つまり、300ベクレル/kgならば、12日水を置いておけば大丈夫。心配ならば途中でもう一度沸かせばよい。逆に、200のうちに大量に水を汲み置くほうが良いかもしれない。8日間待てなくても、5日待てば60%程度になる・・・

    などと、くだらないことを考えているうちに、金町浄水場の検出値が基準値以下になったとの報道。とりあえず胸をなでおろした。

    汲み置き水のことは報道されていないようだが、ネットで調べると、多くの人が同じことを考えている。この方法が、はたして有効かどうかを調べる科学的方法は、事実上ない。水を飲んで放射能の味を感じることも、細胞に影響が少なくなったかを調べることも、個人には全くできない。
    だから、これが「正しい」と大声で言うつもりはない。理論的には正しいのではないかと一人で納得している。

    乳幼児に、絶対安全な(本当に絶対かどうかは別として)ペットボトルを確保するためには、オトナのパニック買いは控えるべきだと思う。大人が少しでも不気味さから逃れたいならば、汲み置き水作戦も有用だと思う。
    まだ放射線量が少ない今から、少しずつ汲み置いておくのも一案ではないかと思う。

    ストレスが原因と思われる皮膚の疾患を訴える方が増えている。こんなところにも地震と原発の影響が及んでいる。

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