皮膚の歳時記

世田谷区の皮膚形成外科、千歳台きたのクリニックです。季節の変化と皮膚の健康の関係は切っても切り離せません。季節ごとの皮膚のお話をちょっとずつお伝えします。
はるちゃんも「姫」だった・・・
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     数日前、突然、なっちゃん(コザクラインコ)の行動がおかしくなりました。
    かごから出て、人のうでに止まったなり、なんだか「ぼーぜん」としています。
    いつもならば、かごから出されると勢いよく、こたつの上の紙類をかじりまくるのに、
    その日は、そのような行動もなく、
    おやつをねだることもなく、ただ「ぼーぜん」。
    いつもならば、20分も遊ぶとおなかが減ってかごに戻るのに、
    なにをするでもなく、ただじっと空中を見て、腕に載っていました。

    かたや、はるちゃん(ボタンインコ)。
    その日は、巣から全く、出てこない。

    時間が来たのでなっちゃんをかごに戻し、バスタオルをかけて寝ました。

    翌日、なんと、かごの中に卵が一つ。
    あ、そうだったんだ。
    はるちゃんが卵を産んだのです。

    表現が難しいのですが、卵は「巣」の中ではなく、「かご」の中に落ちていました。
    実は、藁でできた「巣」、4たび鳥たちに食いちぎられ、よれよれになって、崩落寸前になっていました。。
    巣の中で産み落とされた卵は、コロコロと転がって、巣から落ちてしまったようです。
    かわいそうなはるちゃん。
    生まれたばかりの卵は、抱かれる前に転がり落ちてしまいました。

    翌日もう一つ卵を産みましたが、新しい巣が到着するのに間に合いませんでした。

    というわけで、我が家のインコは二羽とも「姫」ということが発覚。
    これで「生まれる」心配はなし。
    うれしいような、残念のような・・・

    それにしても、はるちゃんが初産を迎えたその日のなっちゃんの放心、あれはなんだったのだろう。
    心配だったのか、ショックだったのか、どうしてよいのかわからなかったのか。

    卵がなくなり、2羽は、いつもと同じく、なかよしこよしで遊んでいます。

    インコたちはお話が大好きです。
    腕にとまったはるちゃんに、「むかしむかしあるところに・・・」とお話を始めると、
    かならずなっちゃんが飛んできて、並んでお話を聞きます。
    つぶらな瞳で私を見つめ、仲良く並んでお話を聞いている2羽。かわゆいものです
    | kitanohifukei | インコたち | 23:27 | - | - | - | -
    想像妊娠?
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       産卵後、1週間を過ぎると、もともとテキトーだったなっちゃんの抱卵がますますテキトーさを増してきました。
      羽を膨らませて奥でじっと卵を抱いている姿もあるのですが、
      ちょっと覗き込むと「らっきー」とばかり、卵を離れて外に出てきます。
      放鳥時間は、外に出てきて遊ぶことが多くなりました。
      うんちが小さくなりました・・・

      そういうときに見つけたのがこのサイト

      http://www5b.biglobe.ne.jp/~clara/kyukyutai-QA/otokonokoonanoko/museiran.html

      うーん、うちのなっちゃん、ここに書いてあるコザクラ母さんと違うなあ・・・・
      「小桜インコは女の子だけが卵を暖めます」
      はるちゃんも暖めてたよ。口をもぐもぐ、なにかかじりながら、ちょっと迷惑そうに、「はやくかーちゃんかえってこないかなー」と言いたげに、でしたが。
      「食事は男の子が口移しに女の子に食べさせます」
      そんな姿は全くなかったよ。
      なっちゃんは、一番熱心に抱卵していた時も
      おなかが減れば下に降りてきてモリモリ食べていた。
      「(無精卵の場合)には、食べさせてくれる男の子がいませんから、女の子は、卵を暖めるか、ご飯を食べるかのどちらにするか葛藤しています。」
      なっちゃんは、モリモリ食べていたのです。葛藤、てかんじじゃなかったなあ・・・

      今週に入って、明らかになっちゃんは抱卵に「飽きて」きました。
      そこで隙を狙って検卵。
      無精卵でした(ちょっと安堵)。
      冷たい卵を抱いている姿を見るのもつらいし、この気温では卵が腐るでしょうから
      捨ててしまいました。

      なっちゃんは特に大騒ぎもしないのですが、
      卵がないのに、巣の奥の定位置にもどって、羽を広げて抱卵ポーズ。
      これも泣けます(涙)

      | kitanohifukei | インコたち | 21:39 | - | - | - | -
      生まれるのだろうか
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         先週の月曜に1個目を出産してから、なっちゃんは1日おきに卵をうみ続け、合計3つの卵が産まれました。
        どこまで生むのだろう、5つとか8つだったらどうしよう、とヒヤヒヤしていましたが、
        せいぜい3つで打ち止めとなり、まずは安心。
        娘は「えーっ、うち、インコ屋敷になっちゃうじゃん。どうするつもり?」と非難するのですが、
        非難されても、生まれるものは生まれてしまう。どうしようもない。
        いや、生まれるかどうかすら、まだわかっていない。
        今は、卵をめぐる二羽の行動を楽しもうではありませんか。

        3つ目の卵を産み終えてから、なっちゃんは明らかに身軽になりました。
        あんなに毛を膨らませて不健康そうに見えたのに、
        また、身がピチッとしまり、スリムななっちゃんに戻りました。

        彼女の抱卵は、意外とテキトーです。
        放鳥時間になると、外に出てきて、またもとのように紙細工を始めました(発情とは関係ないようです)。
        でも、さすが、おかあさん、ほんのわずかな時間ストレスを発散するとすぐに巣に戻ります。

        籠の中でも、ずーっと卵を抱いているというわけではなさそうです。
        テキトーに外に出ておもちゃで遊んでは中に入る、を繰り返します。
        あまりストイックな性格ではないのでしょう。
        でも、検卵のため、卵を一個とりだしたときには大騒ぎ。
        巣の中を診た娘がびっくり。「なっちゃんが、また、ふんばって産もうとしてるよ」
        1個足りないのを見て、足りない分を産もうとしていたらしいのです。
        ありえないけど、いじらしいではありませんか。
        取り出した卵を巣の中に戻してあげようとしても、その手を激しく攻撃するので、ひと騒ぎでした。
        なんとか滑り込ませ、最終的に3つがそろって、落ち着きました。

        意外と律儀なのは、はるちゃん。
        はるちゃんがお父さんだか、お父さんでないのか、今のところわからないのですが、
        なっちゃんが外に出ると、急いで中にはいります。
        時々は卵の上にしゃがんでいることも。

        2羽を放鳥させている時に「卵みーせて」と、私が覗き込むと、
        真っ先に察知して、卵の前に仁王立ちになるのもはるちゃん。

        お父さんだかどうだかわからないはるちゃんに卵の世話をお願いして、遊びに出かけるなっちゃん。
        これもまた鳥の不思議な世界です。
        はたして生まれてしまうのでしょうか。

        | kitanohifukei | インコたち | 07:49 | - | - | - | -
        初産
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           新しい「中型巣」を入れてから、2,3日。
          二羽は元通りの仲よしこよしに戻りました。
          はるちゃんを帰宅させるのに苦労することもなくなりました、

          でも、以前に比べて、なっちゃんの「巣」での滞在時間が圧倒的に長くなりました。
          気がつくと、紙切り細工もしなくなっていました。
          放鳥時間になると、はるちゃんはパーっと出てくるのに、はるちゃんは巣にこもっています。
          たまに出てきても、以前のように二羽で仲良く行動しません。

          そして、なっちゃんは、気に入った毛布の上で自慰行為をはじめてしまったのです。
          羽を膨らませて、毛布のはしをくわえて、耐えるような表情でおしりをスリスリと・・・
          あーなんか見てられない##

          はるちゃんは、陶酔するなっちゃんを「なにやっとんの」ちゅう表情でスルーして、自分の好きな遊びをしています。
          うーん、クールなはるちゃん。この2羽、オス同士かメス同士なんだろうな・・・

          なっちゃん、ばかでかいウンチをするので、巣の中はさぞかし不潔になっているだろう・・・
          と思って巣を覗いてみると、
          なんと、巣の中には一つもウンチが落ちていません。
          あんなに滞在時間が長いのに・・・
          これには感心してしまいました。
          鳥とは、ところ構わずウンチをするものだと思っていました。
          巣の中、放鳥中の部屋の中はもちろん、自分の餌箱や飲み水の中にもウンチをしてしまいます。
          なのに、巣には全くしないとは・・・自然に備わっている清潔感に脱帽です。
          (「立つ鳥跡を濁さず」といいますが、実は鳥は自分の巣を濁さないものなんですね。)

          昨日、なっちゃんが巣の奥でじーっ、とこもって出てこないので、おかしいなあと思って、隙を見て覗き込むと、かわいい卵が一つ。
          そういうことだったんだ・・・・
          いま、なっちゃんのお尻は再び膨らみ、2個目の卵を産む準備にはいっています。
          これが、二人の愛の結実である有精卵なのか、なっちゃんが勝手に発情したために生まれた無性卵なのかは、一週間ほどしないと分かりません。
          なっちゃんが女の子だということは判明しましたが、はるちゃんが男か女かは、まだわかっていません。
          今まであまり夫婦らしい行動がなかったので、なっちゃんの勝手な発情の結果かもしれません。

          面白いことに、初産の当日は白けた顔で外遊びしていたはるちゃんが、二日目には「お父さん」の顔になっていたのです。
          なっちゃんが奥で抱卵する間、はるちゃんは、巣の入り口で見張っています。
          なっちゃんがストレス解消におもちゃと戯れる間、はるちゃんは必ず代わりに巣に入って、番犬のように顔を外に出して見張るようになりました。
          もしも卵が有精卵なら、お父さんとして自然な行動なのでしょう。
          そうでなく、なっちゃんの勝手な発情で生まれた卵ならば、そんな卵のために一生懸命になってるはるちゃんは、結構なお人よし・・・ではなく、お鳥よしですよねえ。
          もう少し様子をみることにしましょう。

          harutonatu

          初産の日の朝。携帯をむけると警戒して羽を膨らませるなっちゃん。なっちゃんにもたれかかって外をのぞき見るはるちゃん。

          | kitanohifukei | インコたち | 21:25 | - | - | - | -
          コザクラインコのなっちゃん・・・発情期だったのだ
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             以前のブログでエラソーに、「コザクラインコなっちゃんの自我の目覚め」などと書いてしまいましたが、
            今になって分かりました。彼女、発情期だったのです。

            あれからなっちゃんにはいろいろな変化が起こりました。
            紙細工の直前、私たちは2羽に「巣」を買ってあげました。
            藁縄をくるくると巻いて、縄文式土器のように作る、よくあるタイプの巣です。
            鳥たちは、とても気にいり、二羽で巣に入ったり出たり。
            いままで、籠に戻すのが大変だったのですが、眠たくなると自分から籠に戻るようになりました。
            「巣」は帰宅本能を刺激してくれる、便利なツールと知りました。

            「こんなに巣を気に入ってくれるんなら、もっと早く買ってあげればよかったね。知らなくてゴメンネ」
            と、インコちゃんたちにあやまりましたが、
            実はなんと、「巣」は、インコには禁じ手だったのです。
            なぜ禁じ手かというと、「巣」を与えることによって、発情を誘導してしまうらしいのです。
            昨日、ネットをみて知りました(-_-;)

            巣を与えてからの二羽の行動を追ってみましょう。
            なっちゃんが紙細工に夢中になりました。
            2羽で「巣」の中で寄り添い、とても生活をエンジョイしているように見えました。
            でも、2羽にはつがいのような行動はありませんでしたし、仲良しだけど夫婦のようなむつまじさはありませんでした。

            何でもかんでも、かじって壊してしまうインコちゃんたち。
            ラブリーホームの「巣」も、3週間ほどでボロボロになり、ついに「縄」に戻ってしまいました。
            かわいそうなので、代わりの巣を据え付けてあげました。
            ここで誤算。サイズが前のと違ったのです。
            初代の巣は「中型」、2代目は目算を誤り「小型」を買ってしまいました。
            体の小さい2羽には、小型でも十分だろうと思いましたが、さにあらず。
            なんと、なっちゃんが巣を独占してしまったのです。
            「中型巣」では、仲良く2羽で寄り添って入っていました。
            「小型巣」になると、なっちゃんがはるちゃんを入れてあげません。
            いたたまれなくなったはるちゃんは、一人で籠の外に出て一人遊び。
            何とも哀愁を誘います。
            なっちゃんは巣を取られまいと、お尻を巣に入れて上半身を外に出し、見張っています。
            (ヤドカリのインコバージョンを想像してください)
            なっちゃんは籠の外にも出なくなりました。

            これが二羽の別居生活の始まりでした。
            あんなに仲の良かった二羽なのに、巣が小さくなったというだけで、他人の仲になってしまったのです。
            「中型巣」の時代は10時過ぎると自分から籠に戻って行ったはるちゃん。
            「小型巣」になってからは、籠に帰りたがりません。
            毎晩夜中になると、はるちゃんを戻すために追いかけっこをする羽目になってしまいました。

            これはたまらん、と、新たに中型巣を買い直し、入れ替えました。
            つづきは明日・・・
            | kitanohifukei | インコたち | 00:09 | - | - | - | -
            コザクラインコの自我の芽生え その3:紙細工
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              インコ族にとって、紙を食いちぎるという行為は、まるで「仕事」のように見えます。
              実に真摯に、一生懸命、一心不乱に紙を食いちぎりまくります。
              食べることも忘れて集中するひと時です。

              ある日、なっちゃんの紙食いちぎり行為がいつもと違っているのに気付きました。
              紙のヘリから平行に細く、連続して噛み続け、最後に紙にくっついている両端を食いちぎるのです。
              結果、細ーいコヨリの様な紙切れが出来ます。
              これをまた、くちばしでモミモミしてカールさせ、なんと、自分の羽に差すのです。

              コザクラインコに紙細工と羽に差す習性があることはネットで知りましたが、これまでそのような行為は一切ありませんでした。
              その日は突然来たのです。
              その日以来、なっちゃんはひたすら細いコヨリを作り、自分の体に差す行為に夢中になりました。
              残念ながら、体に差すことの成功率は低く、10本に9本はポロっと落ちます。
              落ちたコヨリには目もくれません。ひたすらカツカツ紙をちぎり、細工をして、自分の体に差します。  
              下の写真はなっちゃんの作品集です。

              な

              この日を境に、なっちゃんは変わりました。
              なっちゃんに、自信と威厳が備わりました。
              はるちゃんの言うなりになって行動することがなくなりました。
              おもちゃの取り合いでも負けないようになりました。
              心なしか、羽の色つやも良いようです。これまでだらしなく膨らませていた羽がピシッとそろい、スリムで素敵ななっちゃんになりました。

              これまで、マイちゃんに対しては人間の愛を独占しようと攻撃的になり、はるちゃんに対しては、歓心を買おうとして、いいように動かされていたなっちゃん。
              他人(他鳥)に振り回されていたなっちゃん。
              そのなっちゃんが、ついに、自我に目覚めたのは、天職ともいえる紙細工行為を始めるのと同期していたのです。

              ちょっと前までは、なっちゃんははるちゃんの子分でしたが、今や対等関係です。
              なっちゃんがリードをとって行動し、はるちゃんが寄り添う場面も出てきました。

              自分のやるべき仕事にたどり着くことは、鳥をこのように成長させてくれるのでした。
              親バカならぬ鳥バカの3連作でした。

              | kitanohifukei | インコたち | 23:25 | - | - | - | -
              コザクラインコの自我の芽生え その2・大河ドラマ「江」
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                 マイちゃんが出ていったあと、なっちゃんはひとりになりました。
                あんなに攻撃ばかりしていたカタキだったのに、いなくなるとさびしいのか、なっちゃんは何日も長く鳴いたり、あちこち飛び回ったりして、マイちゃんを探していました。

                「しかたないね。マイちゃんの分までなっちゃんをかわいがってあげな」
                長女が電話の向こうで言いました。
                なっちゃんは、マイちゃんがいなくなった後、なんだか落ち着いた鳥になりました。
                前ほど無我夢中で人間に貼りつくこともなく、カーディガンの外でおとなしく遊ぶことが多くなりました。
                家族一同、なっちゃんに対して「失敗鳥」という見方をしていたことを、とても反省しました。
                あんなに貼りついていたのは、マイちゃんを意識してたからなのかもしれません。
                あるいは、マイちゃんには過剰な愛が注がれるのに対し、自分はダメ鳥扱いされることに対する必死の抵抗だったのかもしれません。
                人間がチャンと向き合って愛情を注いであげると、なかなか良い鳥だったことに気づいたのです。

                そして、2月。またまた「ひとりではかわいそう」と言う気持ちがむくむくと湧いてきてしまいました。
                きっかけは、NHK大河ドラマ「江」。
                お気づきの方もいらっしゃると思いますが、この番組の中には、鳥の鳴き声が頻繁に入っています。
                この声に、なっちゃんは反応してしまったのです。
                テレビの中の鳥の鳴き声を聞くと、大きな声で応え、どこにいるのか、と、びゅんびゅん探しまわります。
                あまりにかわいそうなので、もう一羽、鳥を飼ってしまいました。同じコザクラでは子供が生まれてしまったときに大変、ということで、ボタンインコのはるちゃんが家に来ました。
                はるちゃんはなっちゃんと同じぐらいの月令、すでに差し餌は卒業しています。
                なっちゃんとはるちゃんが慣れるまでには2週間ほどかかりましたが、うまいぐあいにお互い気に入りました。
                というより、まず、なっちゃんがはるちゃんを気にいったようでした。
                なっちゃんははるちゃんを気に入った結果、あんなにべたべたしていた人間を、攻撃するようになりました。

                はるちゃんは、遠くから人の目をじっと見つめる不思議鳥です。
                人間に甘えなかった時代が長いせいか、野性の威厳と感性が残っています。
                おもちゃの取り合いでは、一言澄んだ声でしずかに「ピョウ」と鳴くと、なっちゃんは逃げてしまいます。
                はるちゃんは、自分から人間を積極的に攻撃することはありません。
                どうも、はるちゃんがなっちゃんをけしかけて、人間を攻撃させているようにも見えます。
                毛づくろいなど、まめまめしくお世話してあげるのはなっちゃんのほうです。
                やみくもにワガママを押し通すしか術のないなっちゃんは、あっという間にはるちゃんの支配下にはいってしまいました。

                マイちゃんを攻撃してしていた時代からは想像もつかないなっちゃんの姿です。
                | kitanohifukei | インコたち | 22:15 | - | - | - | -
                コザクラインコの自我の芽生え
                0
                   以前オカメインコのマイちゃんのことをこのブログに書きました。
                  マイちゃんは、ある日、家を出て行ってしまいました。
                  その日のことは思い出すごとに悲しく、とてもブログには書けないので、デスクトップの「マイちゃんの思い出」にひそかに書きとめるにとどめました。

                  さて、今我が家には、コザクラインコのなっちゃんと、ボタンインコのはるちゃんがいます。
                  (何とイージーな名前の付け方でしょう。)
                  なっちゃんは、去年の10月に、一人さびしく留守番をしているマイちゃんがかわいそう、と家族みんなの意見が一致して、マイちゃんのお友達として家に迎え入れられました。

                  どこのペットショップへ行っても、「オカメと一緒に飼うのですか。他の種類の鳥だと、オカメがおびえてしまいますよ」と言われたのですが、ある店のお姉さんから「相性次第です」と言われて、買ってしまいました。

                  どうも、「買おう」「買わねばならぬ」が前提にあると、真実を見つめる視点がなくなり、自分の見たいようにしか物事を見なくなるようです。あとから調べると、オカメが臆病なのは有名な話で、「相性次第」なんてアドバイスはプロにあるまじきいい加減な発言だということがわかったのでした。
                  (というか、そっちを信じた私たちがバカでした。)

                  マイちゃんは、まだ雛の小さいなっちゃんをとても怖がり、興味を持つどころか近寄ろうともしません。なっちゃんは、これがまた気が強く、マイちゃんが弱虫と見るや、威嚇攻撃して、マイちゃんをやっつけようとします。
                  なっちゃんは(コザクラの習性のようですが、)人間にべたべたと貼りつきたがります。そして、私からマイちゃんを遠ざけようと、攻撃しまくるのです。なっちゃんが私にしがみついているとき、マイちゃんが近寄ろうとすると、「シャー」と口を大きく開けて威嚇し、マイちゃんを近寄らせません。
                  マイちゃんが先に私の肩に乗っているのを見るや、上から舞い降りてきてキックします。自分より10倍大きいマイちゃんですが、なっちゃんには「弱い」ことが良くわかっていました。小さい体を大きく大きく見せるように、羽を大きく広げてマイちゃんを襲います。
                  マイちゃんは仕方なく床で一人遊び。
                  なっちゃんが私のカーディガンの下で眠っているときだけ、恐る恐る肩に乗り、落ち着いた表情を見せるのでした。
                  マイちゃんは、お友達を得るどころか、人間に近寄ることも許されなくなり、かえってかわいそうなことをしました。
                  それゆえ、マイちゃんはさらに人間から「かわいそうに」とかわいがられ、なっちゃんは「なんやおまえ」と、味噌っかす扱い。

                  マイちゃんのお友達として迎え入れられたにもかかわらず、お友達になるどころか、人間の愛を独占しようとして威嚇ばかりしているなっちゃん。しかも、人間に貼り付くだけで芸がない。わが家ではいつしか、「この鳥は失敗したね」なんて悪口がささやかれるようになりました。(ひどい言い方ですね。)

                  こんななっちゃんですが、覚えた言葉は「まーいちゃん」。マイちゃんから教えてもらいました。
                  マイちゃんがいなくなった今でも、毎朝「まーいちゃん」と囀っています。
                  さて、この「失敗鳥」が、しばらくこのブログの主役です。
                  | kitanohifukei | インコたち | 23:04 | - | - | - | -
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